2017年6月30日金曜日

一年住んでみたレポート⑤ サイザルの階段

《ねこのサバと楽しく暮らす家》に引っ越してはや1年---------

ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年。
四季を通してサバとウリとここに住んでみて、素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。

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1年住んでみたレポート⑤ サイザルの階段


1階から2階をつなぐ階段と、洗面の床に採用しているのは天然素材のサイザル麻。


猫の爪とぎにもよく使われている素材なのですが、サバは爪とぎであまり爪を研がないので、ボロボロになる心配よりも、見た目と足ざわりの良さを重視して採用を決めました。


1年経って、サバは未だに爪とぎをしませんが、引越し後に来たウリはバリバリに研ぎます。


特にサバとけんかした後や、いたずらをして怒られた時に、ストレス発散してるのか、
階段を必死に足でキックしながらバリバリ研いでいます。


    洗面所 (photo by KOYA WORKS) 


階段

それが結構な頻度なので、すぐにボロボロになってしまうと思っていたのですが、
サイザル、かなり丈夫です。


バリバリされてもほとんど毛羽立つこともなく、1年前とほぼ同じ状態をキープできています。


サイザルのお手入れは、普段は掃除機をかけているのですが、よく見ると掃除機で取りきれなかった毛玉やほこりが残っていることがあって、そんなときはサバとウリの抜け毛を取るラバーブラシを使って優しくブラッシングしています。


すると目に見えていた以上の毛やほこりが取れるので、毎回ビックリします。

ウリとラバーブラシ。毎回取れすぎてビックリします。 

ごくたまにサバかウリかが階段に吐いている時があって、それが中に入りこんでしまっている時は少しやっかいです。


濡れた状態のまま無理に拭くと、どんどん奥に入りこんでしまうので、
取れる分だけ取って、あとは乾いてからつまようじでカリカリして取っています。


あと何年くらい、きれいな状態を保てるかなー?と考えることもありますが、
いざとなれば、また貼替ができるのもサイザルの良い点。


何より見た目がとっても好きなので、きっとまた同じのを貼るだろうなー、と今のところ思っています。



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《ねこのサバと楽しく暮らす家》はショールームとして見学もしていただけます。
実際に体感してみたい!という方はぜひinfo(at)ienowa.com又は0794-85-2525までご連絡ください!(atは@に変換してください)



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2017年6月29日木曜日

1年住んでみたレポート④ グレーチングの廊下

《ねこのサバと楽しく暮らす家》に引っ越してはや1年---------

ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年。
四季を通してサバとウリとここに住んでみて、素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。

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1年住んでみたレポート④ グレーチングの廊下


2階の廊下は道路の溝蓋として使われる、グレーチングでできています。

2階の光を1階まで通すので、この廊下のおかげで家の中はとても明るく開放感があります。



 ヌーンとのぞくウリ。(photo by KOYA WORKS)

男の人が歩くと少したわむので、高所恐怖症の人には怖いー、といわれるのですが、耐荷重は200kg以上なので床が抜けることはありません笑


サバとウリもまだ少しだけ怖いのか、ここを歩くときは注意深く歩いていますが、その姿もまた何ともかわいいです。



   なるべく下を見ないサバ。






そして最近になって発見したのが、





室内干しに持ってこい、ということ。

梅雨のこの季節はかなり助かります。


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2017年6月28日水曜日

言い忘れたこと

先日のブログで、土間のある生活は良いことづくめだと書いたのですが、

ひとつだけ、、、難点があるのを忘れていました。

それは、床があまりに丈夫で硬いので、ワレモノを落とすと、

ほぼ100%割れる、ということ。

机や棚の物を下に落としたくなってしまう猫の習性と相まって、

ここに来てから大切にしていたグラス、小皿、花瓶、、たくさん割れてしまいました。

そして今日、お気に入りの琺瑯のポットまでもが。


床に落ちて上部の琺瑯がはがれてしまっていました、、泣


ガッシャーン、となってそこにいるのはいつもウリ。

なんでそんなことばっかりするのー!!!とつい怒ってしまうこともありますが、
猫が物を下に落としてしまうのは本能だけでなく、

■飼い主の気を引くため
■物の落下する動きを学ぶため
■お腹がすいているのを知らせるため
■通り道がじゃまなため

と、色んな理由があるそうで、それを考えるとそこに置いていた私が悪かったし、ウリも何か言いたいことがあったんだな、と反省しています。


何か言いたいそうなウリ。とりあえずお盆から降りようか。。


でも正直、こんな時ばかりは床がカーペットだったらなぁ~と思ってしまいます。


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2017年6月27日火曜日

1年住んでみたレポート③ キャットウォーク

《ねこのサバと楽しく暮らす家》に引っ越してはや1年---------

ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年。
四季を通してサバとウリとここに住んでみて、素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。

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1年住んでみたレポート③ キャットウォーク



《ねこのサバと楽しく暮らす家》は大きな吹き抜けになっていて、家の中をぐるっとキャットウォークが囲んでいます。


水平よりも垂直の動きを好む猫。

メタボのサバが家の中でも、のびのび思い切り走り回れるようにと、造り付けのキャットウォークの高さは1階から2階まで約5mにおよびます。




リビング側は奥行が浅めの18cm。


 ダイニング側は奥行を深くし、通り道を想定して凸凹に切り欠きました。
 通り道以外の部分は本棚として使用しています。



だらけるウリ


だらけるサバ


戦いの予感。。


 朝からいそいそ。梁も二匹の専用通路になっています。


数が多くて高さがあるので掃除がなかなか大変ですが、柄の長いウールダスターで気づいた時にコロコロするようにしています。




時にはお昼寝スペースになったり、二匹の戦いの場になったり、反対の部屋へ行く近道になったり大活躍のキャットウォーク。

引越した当初はかなりスローに暮らしていたサバも、ウリが来てからはかなり活発になり、猫らしい?二匹の姿を見ることができてとても楽しいです。

この1年、このキャットウォークでのびのび過ごしている様子に毎日本当に癒されています。

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2017年6月26日月曜日

1年住んでみたレポート② モールテックスのキッチン

《ねこのサバと楽しく暮らす家》に引っ越してはや1年---------

ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年。
四季を通してサバとウリとここに住んでみて、素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。

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1年住んでみたレポート② モールテックスのキッチン



名前もかなり普及してきているので、ご存知の方も多いかもしれませんが、、

モールテックスとは、ベルギーのBEAL社製の左官材料です。

一見モルタルのように見えますが、モルタルにはない柔軟性と強度を併せ持っているのが特徴です。




当初は床と同じモルタル仕上を検討していたのですが、プラン中にモールテックスの存在を知り、試してみよう!ということで採用になりました。

うちの場合は大工さんにラワン合板とデラクリートでキッチンの下地をつくってもらっていますが、合板やスタイロなど、下地を選ばずに施工できるのもモールテックスの大きな魅力のひとつです。

輸入材料であることと、施工に高度なテクニックが必要で職人さんが限定されることで、それなりにコストはかかります。

でも長い目で見るととても使いやすく、特にずぼらな私には向いている材料だと思っています。


■熱にも意外と強い
モールテックスの上に保護のためにトップコートの塗装をしているのですが、
200℃以上の熱で溶けるから油は気をつけて!と言われていました。

最初はかなりおそるおそるガードして揚げ物をしていたのですが、途中からすっかり適当になってしまって、、
かなり油も飛んでいるはずですが、跡などは全く残っていません。

長く使うために、トップコートは5年おき位で塗るのがいいそうです。

■硬いので傷がつきにくい

コンクリートの5倍程度の強度があるようなので、ちょっとやそっとの事では欠けたり傷ついたりする心配もありません。

■水にも強い

浴室に使われるくらいなので、水にも強いのがうれしいところです。

モルタルだと水が染み込むことがありますが、そんな心配もまったく無用でした。


  photo by KOYA WORKS

ひんやりするので気持ちいいのか、ウリがしょっちゅうキッチンに上がってくるのが悩みの種ではありますが。。。

思いきってオープンキッチンにすることで、その日のうちにきれいに片付ける習慣がつきました。

うちは土間と同じ雰囲気にしたかったので、モルタルに近いグレーを採用していますが、実はモールテックスのカラーバリエーションはとっても豊富。

明るいカラーでアクセントをつけるのも楽しそうですね。




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2017年6月23日金曜日

1年住んでみたレポート① 土間のある生活

《ねこのサバと楽しく暮らす家》に引っ越してはや1年---------

ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年になります。

サバとウリと四季を過ごし、改めて素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。

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1年住んでみたレポート① 土間のある生活



お仕事などで日中留守が多く、夏場にペットを留守番させるのが心配な方、多いのではないでしょうか?

私たちが以前住んでいた2階建てのハイツも、仕事を終えて家に帰るとクラッとする熱気が残っていて、そこで毎日留守番しているサバがとても心配でした。

新しい家では、サバが夏場でもなるべく快適に過ごせるようにしてあげたい、と思っていたので、体温調節がしやすい土間仕上げにするかタイル貼りにしたいと思っていました。

そして最終的にはダイニング、キッチン、ウォークインクローゼット、トイレと1階の大部分である30㎡がモルタル仕上の土間になりました。



サバとウリもいつも気持ちよさそうにゴロゴロしてます。         (photo by KOYA WORKS)

そこで1年生活してみてわかったことは、

夏場のお留守番が安心

・去年の猛暑でも、家に入るとエアコンつけてた!?と思うくらいひんやり
・サバウリは外の猛暑なんてお構いなしでゴロンゴロン


エアコンの出番が少なく、電気代が節約できる
・エアコンをつけたのは数回
・オール電化にかかわらず、夏の電気代は月8000円程度


とにかく掃除が楽
・サバウリが時々ケロッと吐く毛玉もふき取り簡単
・ダイニングで食べ物をこぼしても全然平気
・トイレの床も掃除しやすい


という、良いことづくめだという事でした。

夏ひんやりする分、冬は冷え冷えになりすぎるのでは、、、
と心配していたのですが、モルタルの下にスタイロフォームという断熱・保温材を敷き詰めていることと、ユニデールという蓄熱暖房機を使うことで、冬の土間の冷たさはそんなに気になりませんでした。


あと、モルタル仕上げはどうしても外の振動や乾燥により、クラック(ひび割れ)が入ってしまうものですが、私たちはそれもモルタルの特性として楽しんでいます。

クラックがどうしても気になる!という方はタイル貼りや、モールテックスのような樹脂系の素材で仕上げるのがいいかもしれませんね。


うちの場合は土間の面積がかなり広いので、その分効果も大きいですが、リフォームなどで一部分を土間やタイル仕上にするだけでも効果は出ると思います。


今年ももうすぐ暑い夏がやってきます。ペットを飼っていらっしゃる方は、安心してお留守番させられる環境を、ぜひ考えてあげてくださいね!

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実際に体感してみたい!という方はぜひinfo(at)ienowa.com又は0794-85-2525までご連絡ください!(atは@に変換してください)

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2017年6月13日火曜日

GO OUT Livin' vol.9 掲載のお知らせ

ご連絡がすっかり遅くなってしまいましたが、5/26発売のGO OUT Livin' vol.9に「ねこのサバと楽しく暮らす家」を掲載いただいています。


今回のテーマは「好きなモノと暮らす、26人の部屋スタイル。」


という事で、私たちの好きなモノ?=猫との暮らし、を取り上げていただいています。


その他にもキャンプやグリーン、D.I.Yなど趣味がそのまま暮らしに反映されている楽しいお部屋がたくさん掲載されていますので、ぜひお手に取ってみてくださーい!




































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2017年6月6日火曜日

faire様 リニューアルオープン

神戸市灘区水道筋のヘアメイクサロン、faire様のリニューアル工事をさせていただきました。


活気溢れる水道筋商店街のすぐそばで10年間お店を続けられ、この度内装・外装・サインに至るまでイメージを一新してのリニューアルオープンです。


before




after
※内装は先日竣工写真を撮っていただいたので、近日中にアップ予定です。




昨日はお店のレセプションパーティがあり、お客様やご友人などたくさんの方がお祝いに駆けつけていらっしゃいました。













  ご近所で大人気のスリランカカレー カラピンチャさんのカレーとNim cafeさんのケーキのケータリングが絶品でした♡


オーナーの大塚さんの気さくな人柄とたしかな技術で、老若男女問わずこれからますますたくさんの方に支持され、
繁盛されることと思います。


なんだか髪型が決まらない、、という方はぜひ一度faireさんを訪ねてみてください。


faire
神戸市灘区水道筋5-3-10
tel: 078-802-3111


設計:出葉 正浩 施工:ienowa






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