ねこと楽しく暮らす、をコンセプトに建築した自宅兼ショールームでの生活もあっという間に1年。
四季を通してサバとウリとここに住んでみて、素材の良さや、猫の習性など気づけることがたくさんありました。
それをこれから少しずつ記録に残していこう、と思っています。
これから家づくりをされる方にも少しでも参考になればうれしいです。
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1年住んでみたレポート② モールテックスのキッチン
名前もかなり普及してきているので、ご存知の方も多いかもしれませんが、、
モールテックスとは、ベルギーのBEAL社製の左官材料です。
一見モルタルのように見えますが、モルタルにはない柔軟性と強度を併せ持っているのが特徴です。
当初は床と同じモルタル仕上を検討していたのですが、プラン中にモールテックスの存在を知り、試してみよう!ということで採用になりました。
うちの場合は大工さんにラワン合板とデラクリートでキッチンの下地をつくってもらっていますが、合板やスタイロなど、下地を選ばずに施工できるのもモールテックスの大きな魅力のひとつです。
輸入材料であることと、施工に高度なテクニックが必要で職人さんが限定されることで、それなりにコストはかかります。
でも長い目で見るととても使いやすく、特にずぼらな私には向いている材料だと思っています。
■熱にも意外と強い
モールテックスの上に保護のためにトップコートの塗装をしているのですが、
200℃以上の熱で溶けるから油は気をつけて!と言われていました。
最初はかなりおそるおそるガードして揚げ物をしていたのですが、途中からすっかり適当になってしまって、、
かなり油も飛んでいるはずですが、跡などは全く残っていません。
長く使うために、トップコートは5年おき位で塗るのがいいそうです。
■硬いので傷がつきにくい
コンクリートの5倍程度の強度があるようなので、ちょっとやそっとの事では欠けたり傷ついたりする心配もありません。
■水にも強い
浴室に使われるくらいなので、水にも強いのがうれしいところです。
モルタルだと水が染み込むことがありますが、そんな心配もまったく無用でした。
photo by KOYA WORKS
ひんやりするので気持ちいいのか、ウリがしょっちゅうキッチンに上がってくるのが悩みの種ではありますが。。。
思いきってオープンキッチンにすることで、その日のうちにきれいに片付ける習慣がつきました。
うちは土間と同じ雰囲気にしたかったので、モルタルに近いグレーを採用していますが、実はモールテックスのカラーバリエーションはとっても豊富。
明るいカラーでアクセントをつけるのも楽しそうですね。
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《ねこのサバと楽しく暮らす家》はショールームとして見学もしていただけます。
実際に体感してみたい!という方はぜひinfo(at)ienowa.com又は0794-85-2525までご連絡ください!(atは@に変換してください)
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